皆さんこんにちは。
本日も、ご覧いただきありがとうございます。
今回は「30代から始まる髪質の変化」をテーマにした記事の第二回でございます。
もし第一回をまだ見ていない方がいらっしゃいましたらこちらから。
前回、髪質が変化する原因が女性ホルモン分泌量の減少と細胞の劣化、ということをお伝えさせていただきました。
では、今回は女性ホルモン分泌量って増やすことができるの?にスポットを当てて対策を考えていきましょう。
女性ホルモンを増やす事はできない
結論から言いますと、女性ホルモンを増やす事はできません。
また、過剰な女性ホルモンは健康を損ねることも。
単に女性ホルモンを増やせばいいという事ではなさそうです。
では、女性ホルモンを増やす方法ではなく、この女性ホルモンの減少に対しての様々な”対策”は可能なので見ていきましょう。
対策
バランスのいい食事
栄養バランスの悪い食生活は、女性ホルモンにも良くありません。
肉や魚、大豆のたんぱく質、野菜、炭水化物、少量で良質な油をバランスよく摂るよう心がけてください。
特に良いとされるのは、納豆や糠漬けなどの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して腸内環境を整えること。
食生活を和食中心にしてみることもオススメです。
良質な睡眠
睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れ女性ホルモンにも悪い影響が。
遅くとも12時には寝て7時間の睡眠を確保し、寝る前2時間は食べない、寝る直前のパソコンや携帯電話は控える、寝る前の熱いお風呂は控える、などの睡眠の質を上げる心がけをしてみて下さい。
血行促進
血行の鈍りは女性ホルモンにも影響します。
血行をスムーズにし、体を温めることが大切です。
特に足先は心臓から一番遠くて冷えやすいので、足先を温める足湯や半身浴を取り入れましょう。
下半身の血流がまわりだし、部分浴であっても、全身がポカポカと温まりやすくなります。
ストレスを溜めない
ストレスと女性ホルモンの分泌は、密接な関係にあります。
女性ホルモンを出す司令塔である視床下部・下垂体はストレスに弱く、長い間ストレスを受け続けることで分泌量を低下させてしまいます。
ストレスは、真面目な人、責任感の強い人ほど受けやすいもの。
例えばアロマをたいて心身をリラックスさせる時間を作ったり、睡眠を規則正しくとることが大切です。
カラダを動かす
カラダを動かし、血行とカラダの代謝を良くすることで、女性ホルモンにも良い影響を与えることができます。
暮らしの中に軽い運動をまめに取り入れていくことが大切です。
とくにヨガやストレッチは、ゆっくりカラダを動かせるうえ、深く呼吸をすることでカラダの緊張がやわらぐため、より効率的です。
デスクワークをしている方は、特にこの血行と代謝が悪くなりがちなので、1時間に1回は立ち上がっての背伸びがオススメです。
女性ホルモンに似た働きをする成分
実は、女性ホルモンを増やすことはできませんが、女性ホルモンに似た働きをする成分を食品から補うことができるんです。
それは、大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」。
女性ホルモンの1つであるエストロゲンと化学構造が似ており、よくこの大豆イソフラボンの摂取で女性ホルモンを増やすと誤解されますが、正しくはエストロゲンと“似た働き”をする成分。
減少する女性ホルモンを増やすことはできませんが、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを、大豆や豆腐や納豆、味噌などの大豆食品から、日々の食事で意識的に摂取することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「30代から始まる髪質の変化」対策編パート1 ”女性ホルモン” についての記事でした。
女性ホルモン分泌量を増やすことはできませんが、減少に対する”対策”は可能なことがわかりました。
ま重要なのは規則正しい生活を心がけ、バランスの良い食事を摂るといった日々の積み重ね。
女性ホルモンをコントロールし、女性ホルモンを補うという考え方がいいのかもしれませんね。
次回はもう一つの原因「細胞の劣化」に対しての対策を記事にしていきたいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
毎日、記事を書いていますのでお時間ありましたらまた見て頂けると嬉しいです。
では、また別の記事でお会いしましょう。さようなら。